入曽調節池(入曽多目的広場)

 

不老川の治水対策の調節池です。航空自衛隊入間基地の緑地緩衝地帯にあり、狭山市が国から借りて1998年(平成10年)に整備されました。大雨で不老川の水量が増した場合に、水が入って一時的に水を貯めておきます。(貯水量、7.7万㎥、面積、4.8ha・管理者、川越県土整備事務所)

 調節池の全貯水量は、約9万トン(88.700t)。右岸側は、84.700t 左岸側は、4.000

 

2015年(平成27年)7月の台風11号、2016年(平成28年)8月の台風9号による豪雨は、氾濫により甚大な浸水被害を出しました。入曽調節池に水が流れ込む仕組みになっていますが、予想以上の量があったため、結果、西武新宿線を止めてしまうことになりました。

 

平常時は、屋外運動施設として利用されています。

主な施設

・テニスコート、ソフトボール場

・狭山・入曽パーク(スケートボード、BMX、インラインスケート)2006年(平成18年)整備。 他に子ども広場、ゲートボール場、駐車など

 

 


調節池(ちょうせつち)とは、河川管理者が建設するもので、河川の高水時に一時流水を貯留して下流への流下量を調節する河川施設のことである。調節池と同様の機能を持つ河川施設として遊水地がある。

 

遊水地(ゆうすいち)は、洪水時の河川の流水を一時的に氾濫させる土地のことである。遊水池と表記する場合もある。下流の水害を軽減する目的で河川に設置される。

 

調整池(ちょうせいち)とは、開発行為者が建設するもので、宅地開発などによる雨水の流出増に対して設置する流出抑制施設のことである。開発規模や地形によっては、従来保有していた湛水量分を加えて一時貯留量を確保する。